ラセック( LASEK)
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ラセック(LASEK)は眼科クリニックにより、ラセック、ラゼック、レーゼックとその呼び方が異なることがありますが、手術内容はほぼ同じです。(当サイトではラセックと呼ぶことにします)
ラセック( LASEK)は、ケラトームレーシックと同じようにエキシマレーザーを角膜に照射して屈折力を矯正する視力回復手術ですが、そのフラップの作成方法がケラトームレーシックやエピレーシックと異なります。
ケラトームレーシックやイントラレーシックではフラップを角膜上皮を含む角膜実質層で作成しますが、ラセックではエピレーシックと同様にそれより薄い角膜上皮層でフラップを作成します。
ラセックではエピレーシックのように角膜上皮に非常に薄いフラップを作成してエキシマレーザーを照射するという点では同じなのですが、フラップ作成にはアルコールなどの薬品を使って角膜上皮をふやかすように柔らかくして薄皮を剥がすようにフラップを作ります。
当然、エピレーシックと同じようにボーマン膜の上層である角膜上皮のみのフラップを作りますので非常に薄く作成できます。
ラセックは角膜上皮層だけの約50ミクロンで作成します。
具体的には、フラップ作成前に角膜表面に20%エタノールや5%NaCl等を用いて角膜上皮の接着力を弱くしてから、ボーマン膜上の角膜上皮細胞のみのフラップをつくりめくり上げてからレーザー照射します。
レーザー照射後にはフラップを元の位置に戻しますが、このフラップは最終的には剥がれ落ち、最終的には再生した角膜上皮によって置き換えられます。
レーゼックは角膜が薄い方や強度近視の人や乱視度数の大きい人で、一般的にイントラレーシックでも手術が困難な人を対象として行われています。
眼にキズのある方や目の小さい方、エピケラトームの使用が適さない人にも対応可能です。
特に角膜が薄いなどの理由でケラトームレーシックやイントラレーシック適応外の方や格闘技をされる方などに適しています。
しかし、薬品を使用するため角膜に白濁する可能性が避けられないため最近ではラセックよりもエピケラトームでフラップを作るエピレーシック(Epi-LASIK)を行っている眼科クリニックが多いようです。
<ラセックの特徴>
角膜上皮のみの非常に薄いフラップが作成することが可能になるので、角膜実質層の厚みを十分残すことが可能で、従来のケラトームレーシックやイントラレーシックでも不適応とされていた角膜の厚さが足りない人や強度近視の人にまでエキシマレーザーによる角膜矯正が適応できるようになります。
フラップを薄くすることは角膜上皮の再生能力が高めることにつながるうえ、強い衝撃を受けてもフラップがずれるようなことはなくなり、激しいスポーツや格闘技などを行う方でも安心して屈折矯正手術を行なうことができます。
ただ、ラセックの問題点として個人差もありますがアルコール等の薬品を使用するため、角膜や結膜への影響と角膜上皮が再生するまで痛みが伴うことです。
エピレーシックとほぼ同じような特徴だと言っても良いでしょう。
<ラセック(LASEK)手術の流れ>
1.手術前に点眼薬で麻酔します。
2.特殊な器具を用いてリング状に切れ込みを入れます。
3.薬品(アルコール等)で角膜上皮をふやかしてやわらかくします。
4.やわらかくなった角膜上皮を持ち上げ、非常に薄いフラップを作成します。
5.フラップをめくり角膜実質層にエキシマレーザーを照射して屈折力を調整します。
6.照射後に洗浄、抗生剤の点眼を行いフラップを元の位置に戻します。
7.その後、保護用コンタクトレンズを装用します。
8.数日後コンタクトレンズを外して終了です。
<ラセックの利点>
・角膜が薄く強度近視の人でも手術が可能な場合がある。
・フラップ部分の角膜上皮は再生するため角膜の強度が保てる。
・視力が安定すればハローやグレアの発生が少ない。
・角膜のカーブが激しくケラトーム等でフラップが安全に作れない人でも可能。
<ラセックの欠点>
・使用する薬品(アルコール)による角膜や結膜の障害が考えられる
・手術後に角膜の濁りが出ることがある。
・角膜上皮が再生するまで痛みを伴う
・角膜上皮が再生するまで保護用コンタクトを装用しなくてはならない
・両眼同時に手術を行なうことができない
・再生時に角膜上皮が混濁する場合がある
★ラセックのおける問題点としては個人差があるもののアルコールなどの薬品を使用するために、薬品等による角膜や結膜の障害が考えられることや術後に痛みがあることです。

眼科クリニックだけが悪いのではありません。


